
先日、サッカーを始めたお子さんがかかとや膝の痛みを訴えているとママ友達から聞きました!「成長痛だね!」な~んて話していたんですが・・・
子どもの成長痛は、なぜおこるのでしょうか?
成長痛で膝が痛んだり、かかとが痛くなったりしますよね!12歳未満の子どもでは、特に原因はなく夜寝る頃痛くなったりします。
背が伸びる時に痛むとか、成長に伴って痛むと言われていますが・・・成長とはあまり関係のない場合もあります。
成長痛は、原因不明の子どもの足の痛みに、よく使われている言葉なのです。
調べていくと、身体的な理由と精神的な理由があることがわかりました。
原因と対処法を紹介しますので参考になさってください。
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目次
第一章 成長痛の原因
第二章 対処法
第三章 まとめ
第一章 成長痛の原因
成長痛はなぜおこるのか?
成長痛は、小児期(2~10歳頃まで)に突然出現する、下肢の激しい痛みのことをいいます。
思春期まで続くこともあります。
いろいろな検査やレントゲン写真でも異常はなく、原因不明となることが多いのです。
膝に痛みを感じる子どもが多いのですが、膝以外にも大腿・下腿・股関節やかかと、足の甲などいろんな部位に痛みを訴えることがあるのです。
【主な原因】
①身体的な理由
子どもは筋肉や骨・関節などが未発達です。しかし、活発に動きますね!その為、疲れがたまることによって痛みが現れるのです。
②精神的な理由
昼間の遊び疲れに加え、親や周囲の人からかまってもらいたい。という気持ちの表現とも言われています。
他にも・・・
- 幼稚園や学校で嫌なことがあった
- 母親が神経質である
- 下の子が生まれた
- 親が働き始めた
- 神経質な子ども
- 兄弟がいる場合は、上の子ども
- 甘えが強い子ども(甘えん坊である)
あてはまる方もいると思います。でも、必ずしもなるわけではないので、そう神経質にならなくてもいいんです。
成長期の子どもがかかえる成長痛の原因の多くは、成長期特有の「骨端部分のもろさ」が原因となって障害を発症しているのです。
骨端部分は、やわらかい組織でできているので、負担となり炎症を起こすのですね!
仕方がないことなのかも知れませんが、痛がってる子どもを知らんぷりはできませんよね。 何か対処法はないのでしょうか? では、次の対処法を見ていきましょう!
第二章 対処法
精神的な痛みの場合は、成長により症状は治まってきます。身体の異常という訳ではないので、特に心配はいりません。
スキンシップが大切ですよ!
例えば・・・痛みのある部分をさすってあげたり、湿布や軟膏を塗ってあげることで子どもは安心するのです。
しかし、あまりにも続く時は、環境や関わり方を改善していく必要がありますね。昼間も痛みを訴えたり、歩き方がおかしい場合や痛みが強くなる時は、整形外科を受診しましょう!
スポーツをしている10代の子どもに成長痛が多いのは、スポーツにより疲労や骨へのストレスが過剰となることから、成長痛を発症しやすいのです。
できるだけ、安静を保ち、ストレッチやマッサージのほか、精神的な安らぎを与えることも大切ですね!
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第三章 まとめ
膝やかかとが痛いと、「成長痛だから・・・」と片付けられてしまいがちですが、精神的な場合は、スキンシップが大切ですね。
そして、子どもはスポーツによる疲労や骨へのストレスから、成長痛を起こす場合が多いですので、できるだけ安静を保ち、ストレッチやマッサージをするなどして、それ以上悪化しないようにしましょう!
痛みが続く場合は、整形受診しましょう! 「成長痛」に思春期の子どもは、しばらく付き合っていかなくてはならないのですね!少しでも軽減できれば良いと思っています。早く治りますように・・・