
楽しい夏休みがやってきました!夏休みの宿題で、最後まで残ってしまうのが「読書感想文」です。作文は、あまり・・・という子も多いはず!
自分も好きではありませんでした。まず、読書感想文用に本を読まなくてはなりません。そして、感想を書くのですから、普段から本を読まない子にとっては、とても苦痛ですよね!
よくわかります。でも、難しく考えることはありません。読書をして(薄い本でもいいので読んでみよう)自分の感想を文にすればいいのです。(簡単に言ってるけど、これが難しいのですよね)
これから、その感想文の書き方を説明しますね!苦手な感想文も、きっといつもよりは書けると思いますよ!さぁ~書いてみましょう!
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目次
第一章 読書感想文のポイント
第二章 作文を嫌いにさせないポイント
第三章 読書好きにするには・・・
第四章 まとめ
第一章 読書感想文のポイント
◆書き出し
- 読み手の心に響くので、簡潔に結果などがわかるように書きましょう
- ダラダラあらすじを書いてはダメ!
- 「私は、ビックリした!」や「私は驚きというより、衝撃を感じた」と書きだしていくと良い
- 文頭に会話をいきなり持ってきても良い
◆自分の今と比べる
- 「もし自分だったら・・・」のように自分の事を語ると良い
- 本の内容を読み手に説明するのではない
- 自分の体験談以外にも父・母の体験したことでも良い
- 本の内容と似たような話を入れると書きやすい
◆どこがすごいと思ったのか。どこに感心したのか?
- 自分は主人公と同じようにできたどろうか?
- 自分は、耐えられただろうか?
- 主人公にはあるが、自分に欠けているものは何か?
◆今後の抱負を結びで述べる
- この本を読んで感じたことを今後の生活にどう生かすか?
- 人間という立場で考え、自分のこれからの行動に結びつける
- 自分がチャレンジしたい事などを書くのも良い
◆段落がえは、接続詞を上手く使おう!
- 「しかし」「だが」「ところで」「そして」「さらに」など・・・
- 「なぜかというと」や「どうしてかというと」を使うと理由がわかりやすいので良い
これらのことを踏まえ、書いていきましょう。なんか書けそうですよね!
第二章 作文を嫌いにさせないポイント
①書き方を説明する
- 自由に書くのは難しい
- どんなふうに書くのか教える
- どんな表現なのか、ポイントを絞る
②文字数などは無理のない目標にする
- 少なめで設定しよう(始めは2~3行、50字など)
- 日時や名前を入れる
- 色を使った表現(真っ赤な夕日、青い空など)
- 会話は「」を使う
- 「~と思いました」を入れると良い
③大げさにほめて、さりげなく注意
- 事前に指導したことが書かれていたらほめる
- ほめられると自信がつく
- 注意はすればするほど嫌になる
※どうしても書けない時は、日常の生活から書く練習をしましょう。親が質問し、文を作ってあげてそれを書かせてみましょう。その内に書けるようになります。
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第三章 読書好きにするには・・・
できれば、子どもに本を好きになってもらいたいですよね!
小さい時は、寝る前に読み聞かせしていたのに、最近はマンガばかりで、読んでほしい本は買っても本棚に・・・なぁ~んてことありませんか?
どうしたらよいのでしょう・・・?
親が読ませたい本ではなく、子どもが読みたい本を読ませよう
- 子どもが興味のある本を読む
- 子どもが読みたい本と親が読んでほしい本は、一致しない場合が多い
- 始めは、読み聞かせでも良い
毎日の勉強の締めくくりに読書タイム
- 寝る前の15~20分くらいにみんなで読書(父・母も)
- ページ数を決めて読もう
- 読み終わった後、感想などは聞かない
- 「静かに読めたね」や「たくさん読んだね」とほめる
兄弟で比較しない
- それぞれ違うので得意分野をほめよう
- ジャンルの違いを認めてほめる
※マンガは禁止にはしない。時々読んでも良いでしょう。文字の多いものにも少しずつ慣れるようにしていこう!
第四章 まとめ
いかがでしょう!まずは、本を好きになってみませんか?始めは、薄い本でもいいですし、図鑑や教科書でも良いと思います。
そして、本に慣れたら少しずつ感想を書いていきましょう。そこに自分の思いや似たような話を加えていければ・・・もうバッチリですよ!
最後のまとめには、今後の生活にどう生かしていくか?人間という立場で考え、どう行動していくと良いか?など意見を書いてみましょう。自分が今後チャレンジしたいことなどでも良いですね!
さぁ~少しずつ夏休みの宿題を終わらせて、楽しい思い出をたくさん作って下さいね!