
子どもの頃は、もらうのが楽しみだった「お年玉」
大人になると、そんな楽しみはなくなってしまいますね!
お年玉は、毎年成長していく子どもに、いくらあげたらいいのか悩みます。
たくさんあげれば良いものではなく、親戚同士であげたお年玉の金額に
あまり差があるのもどうかと思います。
今回は、「お年玉」の由来と金額の目安を調べてみたので紹介します。
参考にしてみてくださいね!
目次
第一章 お年玉とは・・・
第二章 何歳からあげるの?
第三章 いくらあげたらいいの?
第一章 お年玉とは・・・
お年玉とは、もともとはお餅でした。
昔は、年の始めに「年神様」から新年の魂を分けていただく、
つまり、毎年一年分の力を授かると考えられていました。
お正月行事は、新年の神様である「年神様」を家に
迎えて・もてなし・見送るための行事だったそうです。
鏡餅は、年神様へのお供え物で、このお餅には魂がこめられ、
この鏡餅を分け与えていたことから「おとしだま」と呼ばれていたそうです。
「お年玉」の年は「年神様」を、玉は「魂」を意味しています。
その後、「目上」の人から「目下」の人に金品を与えるようになり、
現在のようにお金をあげる「お年玉」になったのです。
基本的には、お年玉をあげるのは、親戚や親しい間柄の子供だけです。
お年始のご挨拶に伺った上司のお宅にお子さんがいたとしても
「目上の人の子供」にあげるのは失礼とされます。
あげるならば、「御年賀」として図書カードなどあげると良いようです。
第二章 何歳から何歳まであげるの?
◆赤ちゃんにはどうする?
赤ちゃんにあげる場合は、1000円くらいが多いです。
それ以外にも幼稚園以下の子どもは、お金をよく知らないので
おもちゃやお菓子などをあげる方も多いです。
確かに・・・小さい子どもには、お金よりおもちゃの方が喜ばれます。
みなさん、赤ちゃんの頃から「お年玉」としてあげているようですね!
◆いつまであげるのが良いのでしょう!
自分はどうだったか?覚えていません・・・
恐らく高校生くらいまでもらっていたのかもしれません。
でも、高校生にもなるとバイトや友達と遊んでいることが多く
親戚の集まりなどにも顔を出さなくなっていたと思います。
いろんなアンケートを見ると高校生までもらっている子もいるようですが
値段も小学生と同じ金額ともいかず、気を使わせてしまう気がします。
高校生は10000円が多いようです。
親戚同士、話し合っておくと良いかもしれませんね!
第三章 いくらあげたらいいの?
毎年、親戚の子どもにあげるのにとても悩みます。
結局・・・多すぎず、少なすぎない3000円としています。
でも、みなさんはもっとあげている方が多いようです。
小学校入学前の子どもは、1000~2000円が多く、
お金をあげないなら、おもちゃやお菓子をあげているようです。
小学校低学年は、3000円
小学校高学年は、5000円が多いようです。
さて、この先が難しいですよね!
中学生は5000円くらいが多く
高校生は10000円だそうです。
ちょっと、もらいすぎじゃないかな?と思いました!
- 幼稚園、保育園 2000~3000円
- 小学生 3000~5000円
- 中学生 5000~10000円
- 高校生 10000円
田舎で育ったので、年末年始は、親戚で集まって新年を迎えていたので、
お年玉も少しずつたくさんの親せきの方にもらっていました。
今は、親戚で集まって新年のお祝いも少なくなってきたと思います。
いつまでお年玉をあげるかはその家族にもよりますが・・・
高校生までの家もあれば、大学生までと決めている家もあるようです。
大切なのは、親が子どもにお年玉の意味を伝え、
金額は多ければ良いというわけではなく、気持ちだということです。
感謝の気持ちを忘れず、無駄遣いをしないよう、大切に使ってもらいたいです!