いちごの生産地として有名な栃木県。いちごの種類もいろいろありますがいちごといえば…「とちおとめ」ですよね~そのとちおとめがどうやってできたか知っていますか?
そもそもいちごって果物なの? 野菜なの? みなさんは知っていますか? 美味しいいちごの選び方や食べ方はあるのでしょうか?
あのかわいいいちごには、どんなパワーがあるのでしょうか? 今回は、いちごの歴史やその美味しさの秘密、いちごの謎に迫ります。
いちごの歴史
まずは、いちごの歴史から見てみいきましょう。いちごが日本で栽培されるようになったのは、約100年くらい前なんですよ! 江戸時代の終わり頃、オランダの船により長崎に持ち込まれたのが始まりです。
当時は「オランダいちご」と呼ばれていました。お菓子の名前みたいで、かわいいですね♪
明治以降、アメリカより品種が輸入され、栃木、福岡などが生産の中心になったんです。
いちごは、全国でどのくらい、どんな所でつくられているのでしょう。
第2位 福岡県 18000t
第3位 熊本県 12100t
第4位 長崎県 10600t
第5位 静岡県 10500t
栃木県は、収穫量やっぱりトップですね! 収穫量が全然違いますね~ 栃木と言ったら、いちごと餃子ですものね。
とちおとめが美味しいわけ
「とちおとめ」は1996年に栃木県の農業試験場で「女峰」の後継品種として生まれました。「とちおとめ」は粒が大きく・味は甘く・果実はやわらかいのです。
現在、栃木県で作られるいちごのほとんどが「とちおとめ」です。
冬の日照時間が長く、肥沃な土とおいしい水に恵まれた栃木県は、いちごの栽培に適しているのです。
冬の太陽が、いちごを甘くするんですね! 豊かな自然に恵まれている栃木県は、冬の日照時間が長く、夏と冬・昼と夜の寒暖差が大きいという気候の特色があります。これがまた、いちごの育成にピッタリなんです。
光を最大限に利用したハウス栽培で、低めの温度を保ちながらゆっくり熟成することにより、とちおとめはほどよい酸味を持ちながら甘さを増していくのです。こうした自然環境も「いちごの収穫量日本一!」の基盤となっているんですね!
とちおとめは、粒は大きく、味は甘く、果肉はやわらかで、ジューシーです。11月下旬ころから5月初旬までいちごの甘い香りに癒されましょう!
美味しいいちごの選び方
ポイントは3つ。色・つや・香りです。
ヘタが濃い緑色で、実は全体に鮮やかな紅色。そして、香りの強いもの。果肉にハリがあり、粒の大きいものが美味しいですね! ヘタがしおれていて、変色しているものは鮮度が落ちている証拠なんですよ!
スーパーなどでパックに入っているものは、下から見て状態をチェックしましょうね。
いちごの美味しい食べ方
いちごは、ヘタ側よりも先端の方が甘みがあります。ヘタ側→先端の順に食べるとより甘さが強調され美味しいです。そして、「とちおとめ」はとっても甘いので、まずは練乳をつけず、そのまま召し上がってみてください。
新鮮なものなら、ジューシーで美味しいです。
洗う時の注意点
ヘタをつけたまま、さっと洗うのが良いです。ヘタを取ってから水につけると、ビタミンCが逃げてしまうのです。
※いちごはビタミンCが豊富なんですよ!
1日に約10粒ほど食べれば、1日に必要なビタミンC100mgが摂れます。新陳代謝を高める効果があり、シミ、そばかす、小じわ、肌荒れなどの肌トラブルに有効です。美容と健康に良いですよ!
また、ビタミンCは、ストレスによって発生する活性酸素と戦う働きがあります。仕事が忙しくてストレスが溜まっている方、いちごを食べてビタミンCを補給しましょう!
小さくて、かわいいいちごにはいろんなパワーがあるんですね! ますます、いちごが好きになりました。
いちごは果物なの?それとも野菜なの?
子どもに「いちごは果物?それとも野菜?」と質問されました!
調べたところ食べ物としては「果物」、作物としては「野菜」農林水産省の分け方では「果実的野菜」とも呼ばれることもあるんです。
う~ん、どっちなのでしょうか…
どっちとも言えるということでしょうか。いちごは、「バラ科」の仲間になります。他にも、りんごやなし、もも、さくらんぼなどがあります。あのトゲトゲのあるバラの仲間とは思えませんね!
まとめ
いちごの美味しい選び方、わかりましたか? もう一度おさらいしておきましょうね!
ヘタが濃い緑色で、実は全体に鮮やかな紅色。そして、香りの強いもの。果肉にハリがあり、粒の大きいものが美味しいですね! ヘタがしおれていて、変色しているものは鮮度が落ちている証拠なんですよ!
ですから、美味しいいちごを選ぶには、色・つや・香りなんです。せっかく食べるのですから、美味しいいちごを食べたいですよね! ヘタから先に食べた方が甘みが増すんでしたね!
洗う時の注意点もありましたね~ヘタをつけたまま、水でさっと洗う方がビタミンCを上手に摂取できます。シミ、そばかす、小じわ、肌荒れなどの肌トラブルに有効でしたね。美容と健康にいいので是非摂りたい食品です。